唾液の働き
2018.09.25
唾液には、いろいろな働きがあります。
1)消化作用
アミラーゼによるデンプンの消化。
2)咀嚼の補助作用
食塊形成(嚥下しやすい食べ物のかたまり)に唾液は必要。
3)溶解作用(溶媒作用)
食物中の味質を溶解し、味覚の発現を助ける。
4)潤滑作用
粘膜を唾液が覆うことにより、咀嚼・嚥下・発声を容易にする。
5)緩衝作用
酸・...
小児歯科 紹介
2018.09.19
小児歯科で大切なのは、永久歯のむし歯予防と考えています。
定期的にきてもらい、むし歯予防処置をします。
歯のク-リニングをして、プラ-クをしっかり除去します。
歯ブラシの指導をして、フッ素塗布やシ-ラント(奥歯の溝を予防的にレジンをつめる)などをします。
たとえば、乳歯の治療で、押さえつけて無理に治療したら、どうでしょうか?
その子供は、もうその歯科医院には、恐くて行...
小児歯科 治療の練習
2018.09.18
初めてむし歯の治療をする時は・・・・・
まずは、練習からです。
削ってつめる治療は、いきなりは無理ですので。
歯ブラシをしたり、シ-ラントなどの予防処置をしたり、そして、タ-ビン(むし歯を削るあのキーンと音がするやつ)で、実際には削らず、水だけだして練習をします。
練習ができてから、むし歯の治療を開始します。
「すぐにむし歯...
小児歯科 シーラント
2018.09.15
奥歯のかみ合う面(咬合面)のむし歯の予防に考え出されたのが溝埋め(シーラント)という方法です。
あらかじめ奥歯の溝を接着力のあるレジンで埋めてしまいます。
このレジンが長い間のうちにはがれてしまいますが、短期的にはきちんと詰めれば効果をあげています。
実際、むし歯の数を3分の1に減らしたという報告...
小児歯科 ミュータンス菌はどこから?
2018.09.13
生まれてすぐの赤ちゃんのお口の中には、むし歯の原因であるミュータンス菌がいません。
ミュータンス菌がいなければむし歯にはならないのですが・・・・・
実はお母さんから感染してしまう場合がほとんどだと言われています。
なるべく子供に感染しないようにしたいところですが、いつかはどうしても感染してしまうようです。
だから、できるだけ感染する年齢が高くなるようにすれば、子供の免疫機能が高...