子供の反対咬合(受け口)早期矯正治療 ムーシールド プレオルソ
2018.11.03
子供の反対咬合の早期矯正治療で使うムーシールドです。
これは、プレオルソのタイプⅢです。
これも子供の反対咬合の早期矯正治療で使います。
ムーシールドもプレオルソも、取り外しのできるマウスピース型の矯正装置です。
両方とも筋機能矯正装置で、筋機能を利用して、反対咬合をなおしていきます。
舌の先は通常、上の前歯の後ろの上顎についてますが、舌が低位で下の前歯を押している悪い癖がある場合には反対咬合になってしまいます。
ムーシールドもプレオルソもこの悪い癖である舌で下の前歯を押している力を利用します。
ムーシールドもプレオルソもお口の中に入れると、下の前歯を押さなくなり、上の前歯を押すようになり、下の前歯が引っ込み、上の前歯が前にでて、反対咬合がなおります。
ムーシールド・プレオルソで反対咬合がなおっても、ムーシールド・プレオルソを使わないと後戻りがおこって、また反対咬合になる場合があります。
咬み合せが落ち着くまで、ムーシールド・プレオルソかその他の装置を使う必要があります。
ムーシールド・プレオルソともに、乳歯の時か、遅くても前歯4本永久歯に生え変わるまでが適用期間となります。
遅くとも7歳までに反対咬合をなおした方いいでしょう。
7歳をすぎると、歯を抜く矯正治療になったり、下の顎自体が大きくなってしまうと、矯正治療ではなおらなくなります。
島田歯科医院では、ムーシールドとプレオルソを使い分けて小児矯正を行い、反対咬合がなおった後は、歯列育形成(床矯正)を行い、永久歯がきれいにはえてくるようにしていきます。
歯並びの状態により、最適な矯正治療を行い、歯を抜かない小児矯正を実現しています。
次の投稿は、ムーシールドとプレオルソの違いを予定しています。