歯列育形成 いつまで 大田区蒲田の小児矯正
2019.03.09
ゆーちゃんのプレートです。
左が今まで、使っていたプレートです。
真ん中のエキスパンジョンスクリューが、1センチ近く開きました。
顎も1センチ近く拡大したことになります。
顎を広げて永久歯のはえるスペースを確保します。
右は、新しいプレートです。
これから、またエキスパンジョンスクリューを広げていきます。
このエキスパンジョンスクリューがはいったプレートを使って、顎を広げて永久歯のはえるスペースを確保する小児矯正を歯列育形成といいます。
島田歯科医院では、歯列育形成をメインに小児矯正を行っています。
歯列育形成は、いつから始める?
なるべく早く乳歯列の時から、遅くても下の前歯は生え変わる時までに始めるのが成功のポイントです。
顎を広げて、スペースを確保して、永久歯がきれいにはえるようにします。
4歳から遅くても7歳ぐらいまでです。
では、いつまで歯列育形成を行う?
理想は、永久歯に生えそろうまでです。
小学校の高学年ぐらいまでです。
2週間に1回、来院してもらい、エキスパンジョンスクリューを1/4回転して、1/4ミリ広げていきます。
でも、前歯6本が永久歯がきれいにはえたら、1か月に1回、2か月に1回と来院期間を延ばしていきます。
前歯では、犬歯が一番大きく、その犬歯のスペースを確保できれば、歯列育形成は成功です。
この犬歯スペースが確保できないと八重歯になってしまいます。
犬歯のスペースが確保できれば、もうそんなに拡大は必要になくなります。
乳小臼歯と永久歯の小臼歯は、ほぼ同じ大きさですので、乳小臼歯が抜けるのを待ちます。
歯列育形成が成功するかは、早めの治療開始と、犬歯のスペースを確保できるかがポイントになります。