歯列育形成のプレート 大田区蒲田の小児矯正
2019.03.02
島田歯科医院では、小児矯正をメインに治療を行っています。
特に歯列育形成という小児矯正を行っています。
歯列育形成では、写真のプレートを使って、これからはえてくる永久歯のスペースを確保して、きれいな歯並びをつくっていきます。
写真の右側が上の歯に入れるプレートです。
左側が下の歯に入れるプレートです。
真ん中にあるエキスパンジョンスクリューを2週間に1回、1/4回転させます。
1/4回転させると1/4ミリひろがります。
このプレートは、夜、寝ている時にお口の中に入れます。
あと起きている時、1時間お口の中に入れます。
この1時間使うことが大切になってきます。
寝ている時にプレートによって、顎が広がります。
しかし、プレートをはずすと、せっかくひろがった顎が元にもどろうとします。
起きている時、1時間使うことによって、ひろがった顎が元にもどろうすることを防ぐことができます。
寝ている時プラス1時間プレートを使って、顎をひろげて、永久歯のはえるスペース確保していきます。
前にも投稿しましたが、わかりやすく顎をひろげるといいますが、正しくは歯が植わっている歯槽骨をひろげます。
骨格である顎はひろがりませんので、顔が大きくなる心配はありません。
歯列育形成を床矯正と言う場合があります。
なんで床?と思われ方がいると思います。
歯科専門用語で、入れ歯の歯肉にあたる部分を床(しょう)といいます。
その床を応用した矯正装置ですので、プレートを床矯正装置(しょうきょうせいそうち)と言い、床矯正(しょうきょうせい)と言います。