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混合歯列期とは

2017.02.11

歯列矯正の第1期は、乳歯列期、混合歯列期といって、歯と顎の成長発育期に当たります。混合歯列期は、乳歯が永久歯に生え変わり、永久歯列が完成するまでの期間です、だいたい、6歳頃から12歳頃までです。この時期は、歯の生え変わりによって、歯並びと噛み合わせが大きく変化します。また、顎も成長し続けます。この時期の不正咬合は、歯並びだけではなく顔つきにまで影響することがあります。不正咬合とその原因を見過ごさないことが重要となります。

〇叢生・歯並びがガタガタしている
〇正中離開・前歯の隙っ歯
〇反対咬合・受け口
〇上顎前突・出っ歯
〇開咬・奥歯は咬んでいるが、前歯が空いて咬み合わない
〇交叉咬合・奥歯が反対に咬み込む
〇過蓋咬合・前歯が深く咬み込む

顎の骨が柔らかいうちに、歯を矯正することで上記のような咬み合わせの問題を解決することが出来ます。

また、この時期に乳歯が虫歯になった場合、永久歯にも影響してきますので、放置せずに小児歯科できちんと治療してもらいましょう。

混合歯列期は、次に来る永久歯列期に向けて、非常に大切な時期となります。いつから、歯列矯正を開始したらよいのか分からない場合は、小児歯科に定期的に通って相談することをお勧めします。虫歯がなくても、歯の状態を定期的に診てもらうことが大切です。歯列矯正は、治療期間が長くかかり費用もかかるだけでなく、お子様にも負担がかかりますので、信頼のおける小児歯科で歯列矯正を行いましょう。

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