集団検診後の歯の治療
2016.11.19
子供が小学生になると、学校で集団検診を受けるようになります。
集団検診では、乳歯をすぐに治療しなくてはいけないのか、虫歯はあるのか、歯は汚れていないのか、歯磨きはしっかりできているかなど、検診が終わってから用紙に記入されるので、子供の歯の状態を家でチェックできます。
用紙を見て子供の歯の状態が悪いのなら、小児歯科へ連れて行ってあげるといいでしょう。
特に、乳歯の調子が悪いとすぐに治療しないといけないことがあります。
ぐらついた状態だったり虫歯になっていると、食事がしっかり摂れないことや学校の勉強に集中できないことにもつながります。
もちろん、永久歯でも同じことが言えます。
小児歯科の選び方は、できれば家の近所の徒歩圏内にある場所を選ぶことです。
最初は親子で治療に行けば子供も安心ですが、そのうち子供一人で行くことがあるかもしれません。
徒歩で通える範囲なら、親としても安心ですし子供にとっても負担はありません。
また、ほとんどの小児歯科では歯磨きのやり方を指導しています。
歯磨きは大人でも難しく歯の磨き残しがあります。
子供のうちから上手な歯磨きの方法を習得しておけば、虫歯になる可能性や歯が汚れることがなくなります。
子供が大きくなってからでも役立ちますので、小児歯科で歯磨きのやり方を指導してもらったら家で実践させるようにしましょう。
また、親としても子供と一緒に歯磨きをすると勉強になりますし、楽しくコミュニケーションを取ることもできます。