なぜむし歯になるの? 小児歯科の話
2020.07.11
ミュータンス菌って聞いたことがありますか?
そうです、むし歯の原因菌です。
赤ちゃんには、このミュータンス菌がいません。
でも、歯がはえるころになると家族から移ってしまいます。
このミュータンス菌がお口の中に多くいるとむし歯になりやすくなります。
食事をするとミュータンス菌が食べ物の中の糖分を分解して、酸を作ります。
この酸が歯の表面をとかしていきます。
でも、食後に唾液がこの酸を中和していき、歯の表面を硬くして元に戻してくれます。
では、甘いものをちょくちょく食べたら、どうなるでしょう?
歯の表面がとける時間が長くなり、むし歯になってしまいます。
むし歯にならないようにするには・・・
赤ちゃんのときにミュータンス菌が移るのを遅くする。
歯ブラシをして、ミュータンス菌を少なくする。
甘いものをちゅくちょく、だらだらと食べない。
次からは、むし歯にならないためのお話を投稿したいと思います。
大田区蒲田の小児歯科・小児矯正の島田歯科医院