上手な歯磨きのコツ
2017.02.18
小児歯科医によると子供の歯磨きの習慣は授乳期の赤ちゃんの時からゆっくりと身につけていくことが大切だと言われています。歯が生え始める生後3ヶ月ぐらいの時から虫歯の心配は常に付きまとうようになります。最初はガーゼで軽くぬぐってあげたりすることで、お口の中に指が触れたりすることに慣れるようにしていきます。
次に生後半年から1年になるとさらに離乳食も始まって普通の食べ物も口にするようになると、ますます歯に汚れなどがつきやすくなり、歯に歯垢もたまりやすい状態から虫歯になりやすい口内環境になります。この時から、月齢にあわせた歯ブラシを選んで優しく歯ブラシで磨いてあげるようにします。磨き方の指導については小児歯科でアドバイスをもらっても良いでしょう。
1歳を過ぎてくると自分で歯ブラシを持ってやってみたいという気持ちが芽生えてきます。この時に自分で歯ブラシをガジガジとかじるだけだとしても褒めてあげるようにします。歯磨きを楽しいものだという気持ちを育ててあげながら、最後はお母さんが仕上げ磨きをしてあげる習慣を身につけさせましょう。
仕上げ磨きはお母さんの膝の上に頭を乗せて、よく見えるように口を開けたらあとは優しく歯ブラシを歯に当てて磨いてあげます。この時に歯磨き粉は必要ありません。1歳も過ぎれば歯の数はさらに増えてきますから、このころから毎年一度は小児歯科で虫歯検診をしてもらうと磨き残しなどもチェックしてもらえたり歯磨き指導も受けられるので是非活用したいものです。